ここの暦はたったひとつ。
地図にはない、13月の夜の街──
ここではないどこかの物語。
年に1度の星祭の夜、人々は彗星に死者の魂の安寧と願い事を祈る。
11歳の少年・舵は祖母と死別したばかり。
友だちの少ない舵は、星祭に行くこともなくひとりきりで過ごしていたが、
大きな彗星に導かれ夜の中へ踏み出す。
そして行きついた先は「13月の夜の街」と呼ばれる不思議な街だった───
すれ違う思いは、限られた時間の中で通い合うことが出来るのか。
少年のちいさな冒険が始まる。
舵 かじ
11歳の少年。
人の価値観に左右されやすく、
自己肯定感が低い。
人の価値観に左右されやすく、
自己肯定感が低い。
声/緋乃 玲
雪 ゆき
13歳くらいの少女。
利発でしっかりした印象。
利発でしっかりした印象。
声/彩透瑠津
鞍掛 くらかけ
30代後半の教師。
目立つタイプではないが優しく生徒思い。
目立つタイプではないが優しく生徒思い。
声/樹 透音